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Saten Coffee

ブラジル バテイア カツカイ パルプドナチュラル

ブラジル バテイア カツカイ パルプドナチュラル

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通常価格 ¥1,350
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豆量の目安

100g ・・・ 5〜6杯分

150g ・・・ 7〜8杯分

200g ・・・ 11〜12杯分

※ 100g / 150g / 200g は焙煎前の生豆における重量になります。焙煎後は10〜20%内容量が減ります。予めご了承ください。

Grind
Size

浅煎り

明るくバランスの良い味わい。
ほのかに青リンゴや桃など優しいフルーティーさと甘さ。

国:ブラジル
エリア:エスピリットサント州カステロ
農園名: バテイア・デ・クレイデ
標高:870-1050m
品種:カツカイ785/15
生産処理:パルプドナチュラル

#label_NEW #スペシャルティコーヒー #ナチュラル #浅煎り
詳細を表示する
  • バテイア・デ・クレイデ

    ■ 4代目の生産者

    バテイア農園は現在、4代目のアレックスが中心となりコーヒー生産を行っています。農園の歴史はとても古く、彼の曽祖父はイタリア移民として1912年ごろにイタリアからバテイアの集落に定住したことが始まりです。その土地はアレックスの祖父であるアルキラウ・ジョゼ・デ・サルトリに渡り、その後、アレックスの母であるクレイデ・サルトリら、子供たちに農園が分け与えられました。その為、彼らはバテイア農園の名称の後にそれぞれの名前を付けて区画を管理しており、バテイア・デ・クレイデの愛称で呼んでいます。
    1984年にクレイデさんは結婚し、アレックスとジーンの2人の子供たちをもうけました。現在、ジーンは州都ビトリアで教師をしており、アレックスは学校を卒業して、両親のコーヒー生産を手伝うために農園に戻ってきました。そして現在、母のクレイデさん、父のジョエルさん、アレックス、そしてアレックスのパートナーのレアンドロさんら家族と共に農園で働いています。

    この集落の名前であり、この地の多くの農園に名付けられているバテイラとは、かつてこの地域が金の採掘地で知られた事から、砂金を採取するために当時使用されていた砂金を掬い取る皿のような器具バテイアから名付けられています。

    ■スペシャルティコーヒーの生産へ

    バテイア農園は、農地の4割ほどでコーヒー生産を行っており、35%を原生林として残しながら、コーヒーの他には販売用のヤムイモの栽培や自家消費用の豆類や老モロコシなどを育てています。コーヒーの収穫は、年に4回ほど行っており、10月前後をピークに6-7月に最初の収穫が行われ、12月に農地の清掃を含めた最後の収穫をむかえます。
    彼らがスペシャルティコーヒーの生産を開始したのが2014年。当時、生産処理の設備を持っていなかった彼らは、隣人の設備を借りて自分たちの手でパルプドナチュラルのコーヒーを初めて生産しました。自分たちのコーヒーに大きな可能性を感じたアレックスは、2015年に早速パルパーと屋根付きのパティオを設置。スペシャルティコーヒーの生産に大きく転換します。セレクトピッキングで収穫したチェリーは、その日のうちにパルパーで果肉除去が行われ、ビニルハウス型のパティオに持ち込まれます。初期乾燥においてはウェットパーチメントを薄く広げ、攪拌を繰り返しながら水分値を半分程度になるまで乾燥させ、その後パーチメントの層を厚くしてゆっくりと乾燥させています。およそ15日のスロードライを実践する事で、品質を向上させる目的です。
    彼らの作ったコーヒーは、地域のコンテストでも賞を受賞し、スペシャルティコーヒーの生産によって、彼と彼の家族に生活の質を向上させ、都会で職を探すことなく家族を養う可能性を実感したと語ります。
    現在は生産処理後のドライパーチメントをレスティングする貯蔵サイロや母屋の改築などへの投資を目指しています。

    ■ エスピリットサントのコーヒー

    現地に事務所を構えるBourbon Specialty Coffee社はエスピリット・サントのコーヒーを”Flor de March”と呼びます。ブラジルの他の産地では10月から11月にかけて開花をしますが、エスピリット・サントでは3月に開花するためこのように呼ばれています。開花が3月に行われるためコーヒーチェリーはブラジルの秋から冬にあたる5月から8月に成長します。この時期は気温が穏やかなため果実の成熟には270日もかかり、これは他の産地より60日ほど長くなります。この現象によって、より複雑でフローラルな甘いコーヒーが生み出されます。
    エスピリット・サントは独自の微気候、海に近いことから生産処理をナチュラルからパルプドナチュラル、ウォッシュドへ変更してから近年、注目されています。エスピリット・サントは海に近い山岳地帯でもあるので、湿度が高く、降雨量も内陸の平野に比べ多くなります。そのため収穫・乾燥中に雨のリスクがある事や、乾燥に時間が掛かる事で欠点としての発酵リスクも生じます。チェリーのままで乾燥させると、水分量が多い事や外果皮に覆われているため、乾燥に時間を要しますので、乾燥リスクの少ないウォッシュドやパルプドナチュラルが気候上最適なプロセスとされています。また、この地域は中米のようにビニールハウスの中にアフリカンベッドを入れたような室内乾燥場が多く、降雨からパーチメントを守りつつ、乾燥効率を上げているケースが多い事も特徴です。