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Saten Coffee

ケニア キイ AB

ケニア キイ AB

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通常価格 ¥1,450
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 その場合は配達員より直接のお渡しとなります。
 (ご不在の場合、不在通知が入ります。)
・着日指定は対応しておりません。

豆量の目安

100g ・・・ 5〜6杯分

150g ・・・ 7〜8杯分

200g ・・・ 11〜12杯分

※ 100g / 150g / 200g は焙煎前の生豆における重量になります。焙煎後は10〜20%内容量が減ります。予めご了承ください。

Grind
Size

浅煎り

キウイやデコポン、ラズベリーなど様々なフルーツの風味が感じられる、明るく賑やかな銘柄です。

国:ケニア
エリア:キリニャガ郡ンガリアマ
農園名: キイ・ファクトリー
標高:1619m
品種:SL34、SL28、Ruiru11
生産処理:ウォッシュド

#label_NEW #ウォッシュド #スペシャルティコーヒー #浅煎り
詳細を表示する
  • キイ・ファクトリー

    支援プログラムの充実を図り

    キイ・ファクトリーはキリニャガ郡ンガリアマの標高1619mに位置するウォッシングステーションです。1968年に設立されたウォッシングステーションで、近隣のガサンジュリ、キバエ、キアンドゥマ、キアンドゥンベの4つの村からチェリーを収集しています。現在は、ルンゲト農協の傘下にあり、同組合の管理するファクトリーの中でも最も大きな規模で、約1300名の組合員組織で、このうち1000名が現役農家として毎年チェリーを持ち込んでいます。

    二峰性の気候と赤土土壌がこの地域の特徴で、収穫時期は年2回あります。1度目はは4月~6月、2度目は10月~12月が収穫の時期になっています。栽培品種はSL34、SL28が99%、Ruiru11が1%の割合で栽培されています。

    キイ・ファクトリーでは6名の正社員スタッフが中心となり、持続可能な農業を実現するため取り組んでいます。その1つとして水質汚染を回避するべく、水源から離れた区画に排水用のピットを掘り、廃水を土中でろ過する取り組みを行っています。


    ■ 生産への取組み

    キイ・ファクトリーに所属する生産者は、コーヒー生産に関する農学的な活動を実践しています。具体的にはCoffee Research Stationからコーヒーを調達して、植え付け、除草、剪定、肥料の散布等を定められたガイドラインに沿ったコーヒー生産を行っています。また、ガイドラインの遵守状況は農園を巡回する現地の委員会が監督を行っています。農家においては、コーヒー生産区画でトウモロコシなどの自家用作物を混植する農家もありますが、土壌のバランスや安定したコーヒーの収量を鑑み、混植する作物の規定を設け、マカダミアなど特性の合う混植を推奨、監督しています。

    さらに技術的なアドバイスは研修プログラムや農務省が実施する現地視察を通して行われます。キイ・ファクトリーでは近年コーヒーの価格が高騰していることを背景に、現在コーヒー栽培をやめてしまった生産者に対して、コーヒーを再び栽培する事を奨励する取り組みもしています。その他にも、ファクトリーではコーヒー生産を継続して行ってもらうための取り組みとして、組合員に対して、農業資材の後払い、現金前渡しなどを行い、資金繰りをサポートしています。

    ファクトリーに運ばれたチェリーは、近隣を流れるキイ・リバーから汲み上げられた水を使ってパルピングを行います。この時使用した水は浄化してリザーバータンクに貯め再循環させています。パルピングの後、コーヒーは一晩の発酵工程を経て、翌日に水洗処理が行われます。その後、ミューシレージを完全に取り除くためソーキングを行い、ドライイングテーブルで乾燥させます。乾燥中は、乾燥ムラを防ぐためにパーチメントを定期的に攪拌させながら、パーチメントの選別を同時に行い、仕上げていきます。


    ■ ケニアのコーヒー生産

    ケニアはコーヒー誕生の地とされるエチオピアに隣接していながら、コーヒー豆の栽培は19世紀末ごろから始まったといわれており、比較的歴史の浅いコーヒー生産国です。しかしながら、ケニアの理想的な生産環境で生まれるコーヒーは、その複雑でリッチなフレーバーによって世界中で評価されており、現在ではアフリカのコーヒー産業を牽引し、発展を遂げています。

    生産量は1987/88年の215万袋でピークを迎えましたが、それ以降は減少しており、近年では約70-80万袋が生産されています。この生産量は決して多くはなく、コーヒー産業の輸出額は輸出額全体の5%にもおよびません。

    現在のケニア国内の生産面積は、約160万Haで、2/3が小規模生産者によるエリアと言われ、約70万人の生産者が従事しています。これらの小規模栽培者の大半は、ケニア国内で約600あるとされる農協団体によって組織されており、それぞれの農協組織が幾つかのファクトリーを運営し、地域の小規模生産者は、属するファクトリーにコーヒーチェリーを納入しています。